2015年6月14日日曜日

コラム / LINE MUSIC使ってみた

こんちは!ONEのsatoです!
いよいよ日本でも定額制音楽配信サービスのLINE MUSICがスタートしましたね!
8月末までは無料ということで、早速使ってみました。
https://music.line.me/landing

検索性やアーティスト・楽曲をセレクトしてから音楽が流れだすまでの時間はあっという間!
想像以上に早いです。YOUTUBEのような流れだすまでのタイムラグ・広告のイライラはありません。なんというか、LINEのメッセージのやりとりのサクサク感を思い浮かべてもらったら近いかもしれません。このあたりは大したものです。

さて肝心の登録アーティスト、楽曲ですが、これは何というか一長一短。
例えば今年ONEに出演する鎮座DOPENESSやneco眠るはバッチリ登録されてますが、ROTH BART BARONは一部のみ、吉田ヨウヘイgroupはなし、といった具合です。自主でのリリースアーティストはほぼ全滅でした。

洋楽では例えばニルヴァーナはデラックス・エディションのバージョンまで入ってますが、ブラーやオアシスは入ってません。PRINCEなんかは最近の楽曲は入ってますが過去の音源はほとんど入ってません。

他に適当にこれ聴きたいな、と思ったアーティストをいろいろ検索してみました。
スーパーカー、spoon、foster the people、ogre you assholeなど結構ヒットしました。
奥田民生や曽我部恵一はヒットせず、というかコンピやオルゴールの楽曲だけでした。
楽曲の権利をもっている会社などによって異なるんでしょうが、
この辺りはスタートして順調に利用者が増えてくれば将来的には増えていく、
というところでしょうか。

所感としては結構使える、という印象です。あ、あれ聞きたかったと思っていた最新の作品もわりとヒットしたし、ほとんどストレスなく使える。ただユーザーの音楽ライフを革命的に変えるかと言ったら、物足りない部分もあります。アメリカのPANDORAみたいにユーザーごとにカスタムされていくレコメンド機能があったらもっと面白いのにな、と思いました。こちらは今後発表されるAPPLE MUSICに期待しましょう。

これでレコード屋さんやレーベルが潰れる、という人もいますが、僕はあまり思いません。高音質のハイレゾやアナログ盤の価値はむしろ上がるんじゃないでしょうか。LINE MUSICは所有できるものではないし、音質もまあ聴ける、ってレベルだし。
例えばラジオが生まれたとき新聞がなくなるって言われて、テレビができたときはラジオがなくなるって言われて、インターネットが生まれたときテレビがなくなるって言われたけど、結局全部なくなってないww 要は知恵と工夫しだいなんだと思います。まあ僕もタワレコで働いてたから死活問題なのはよく分かるけど。

それより気になるのはちゃんとこれアーティストにお金が落ちるシステムになってるのかってこと。
結局のところアーティストがいい曲作ってくれてナンボなんだから、LINEにせよAPPLEにせよそのへんのスタンスをはっきり掲示してほしいです。LINE MUSICのサイトやインタビューにもその辺はほとんど触れられていませんでした。
良いアーティストにはちゃんとお金を落とせるようにして欲しいですね。
<sato>


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